Ζ覚書、第1話~第10話。
最近Ζガンダムを見返しているので自分用覚書。捏造設定もちょっと混ざってます。
中盤以降書くのが辛いのでばっさりカットしてますが、大事なところは書き出したつもりなのでカミーユの心情を理解する一助になれば嬉しいです。
現在ぼちぼち書き足してます。
第1話 「黒いガンダム」
空手部部員多過ぎ。
キャプテンメズーン(リア充)重役出勤。副キャプテンランバン(空手命)人気者。和気藹々。
エレカレンタル。胸ポッケに市民ID。
机の下に宇宙を観るも「気のせいだ……。疲れているんだ」で終わらせ、誰にも言わない。
クワトロ「この感触……アムロ・レイ? ──ララァ・スンか……」
1話と2話、二回ともこの順番。
アムロは生きていて、再会する可能性のある相手なのでそちらの名前が先に出るが実際に呟いてみるとしっくりこずにララァの名前が出る。
クワトロにとってのカミーユの気配はアムロよりララァに近い。
緑溢れるグリーンノア1と、土剥き出し、建物ばかりのグリーンノア2の対比。
内部を偵察するために単身潜入するクワトロ大尉、独り言多し。ガンダムMk-Ⅱに見つかるもたまに後ろを振り返りつつ写真撮影。左腕にバルカンかすったよ。
クワトロ「自分たちのコロニーの中でバルカンを使う? 正気か!?」
ホモアビス大会2年連続優勝、今年のジュニアモビルスーツ大会優勝。
怒る人は怖いのでだんまり。フレンドリーにされると気が緩んで相槌。怒る人にそこを突かれてむかっときて口答え、バインダー投げられて激高。殴り殴られどさくさで逃げる。
母親の呼びかけを無視、モビルスーツの空気漏れを報告せず、自分で処置。(2話)
なまじ一人でなんでも出来るせいで親に弱音を吐かせてもらえない、相談できる大人が周りにいない、助けてを言えない状況に追い込まれている子によくあるSOSの発し方+反抗期ブーストで更に狂暴化。拗らせ過ぎ。
カミーユって名前で振り向いたら自分好みのおなごが居たぜと思ったらおとこだったぜ。がっかりしてなんだ男かって呟いたら今日来たばかりの同僚の前でなんでかそいつに殴られたぜ。俺のメンツまるつぶれだぜ。とりあえず男らしく蹴ってやったぜ。モビルスーツの飛行テストも失敗するし今日は厄日だせ。
ジェリド「こりゃぁ、始末書じゃあ済まんかな……」
初代ガンダムの1話と似たような展開に見えて決定的に違うところは、カミーユが「人の死」どころか「血を流して倒れている怪我人」すら見ていないところ。
アムロは一緒に避難していた民間人(知り合い含む)が爆撃で死ぬところも、すぐ近くで話していた軍人が爆撃で消し飛んだ痕も目撃して、自分の意志で敵パイロットの乗ったコックピットを狙ってと、「敵」「味方」「民間人」の三者の死を第1話から経験したのに対し、カミーユは一つも見ていない。
襲ってきたのがのちに味方側になるエゥーゴだったので民間人に危害を加える気がなかったから民間人の死を見ていないのは当然として、廊下に溢れる怪我人すら何故かみんな治療済みで、包帯巻いた人はいても血を流している怪我人はいなかった。
1話目からジオンと連邦の「戦争」に巻き込まれ、「戦場での死」と直面していたアムロと違って、どちらも同じ連邦の一勢力であるエゥーゴとティターンズの「小競り合い」に巻き込まれただけのカミーユにとってこの襲撃は「逃げ出すチャンス」というくらいの感覚でしかなかった。
だからこの時のカミーユが危機感のない言動を取っていたのも仕方がないと言えば仕方がない。
メタ的な視点で見れば、「戦場での(無慈悲で無差別な)人の死から意図的に目隠しをされていた」のが1話から11話中盤までのカミーユ。
第2話 「旅立ち」
一旦は基地から逃げたものの、やっぱりむかついて引き返したカミーユ。基地の守衛さんとは顔見知り。
勝手にガンダムMk−Ⅱに乗る。エゥーゴが自分を敵だと思ってないと分かるとSPへの仕返しを優先。高笑い。
エゥーゴに味方する。その場の感情で突発的に行動して後悔するも、他人に弱みを見せたくない、自分は間違っていない、周りがこんなだから自分はこうするしかなかったんだと言い訳して、そのまま行っちゃう。悪いのはティターンズで連邦で、両親は親をやってくれなかった。(5話)甘えからくる責任転嫁。SOS。
ファの家とカミーユの家は案外遠いっぽい。(エレカでしばらく走ってた)
自分の家が壊されているのを見て、もう戻れないのだと確信。逃げるファの姿も見るも、それを周りには言わない。ただ無事でいてくれと願うだけ。
ブライトキャプテン殴られ過ぎ。エマさんドン引き。
トリモチの隙間から脱出。自信はないけど「大丈夫」だと返事。
コックピットから空気漏れ。自分で対処して「大丈夫」だと返事。空気漏れのことは報告せずあとどのくらいで落ち着けるのか聞く。
急場の対処しかしていないコックピットでリラックスして「とても懐かしい感じがする」
1話、2話ともカミーユに感情移入できるように作ってない。
第3話 カプセルの中
ヘンケンの空気漏れが続いていたらどうしたのかね? と言う問いを遮るブレックス。そこ、大事なとこなんでちゃんと答えさせたげて。
大尉、カミーユに君付け。
カミーユも割と鏡みたいなとこがあるので、礼儀正しい人には礼儀正しい。
ブレックス准将の俺はバスクのことを誰よりもよく知っているアピール。お前らどういう関係なのか。
両親が人質に取られたと聞いて、単身出撃するカミーユ。
周りに信頼できる(カミーユから見て、きちんと子供との約束を果たす誠実な)大人が居なかった、他人に頼るより自分でやった方が手っ取り早くて確実だった、誰かに頼る必要もなかった、頼り方(甘え方)を知らない子供の行動。
まだ会ったばかりのアーガマクルーに「母さんを助けてください」と言うより、自分がMk-Ⅱで出た方が早いし確実だと思っている。
カプセルの中で怯えてなにか叫んでいるヒルダ。とても小さく、弱く見える。
自分がヒルダの呼びかけを無視して、ガンダムを盗んで、エゥーゴに来たことがすべての原因だと分かっているが、だからってなんで貴女がそんなところにいるんだという憤り。
子供にとって絶対の存在で、無条件で自分を守ってくれるはずの親が「弱く見える」「頼りない」「親の務めを果たしていない」「普段自分を構ってくれない」「なのにこんな時(1話で迎えに来たとき)だけ母親ヅラする」という、日頃から抱えていた不満が溢れる。
子供は無条件に親を愛するものだから、「親が親をやってくれない」ことに対する不満は大きいが、その不満も、「親が好きだから」出てくるもの。
目の前で母を殺され、泣き叫ぶカミーユ。
その怒りが向かう先は、「軍という組織」だった。
第4話 エマの脱走
カミーユは金子みすゞさんの詩にあるような感じ(大漁に喜ぶ港を見て海の中では大量の魚の弔いやってるだろうと思う感じ)で、普通の人には見えない(見ようともしない)裏側まで見てしまう子なので、大人を見上げる、大人だというだけで大きく見える子供の目線ではなく、相手の背景まで見透かすような多角的な視野で見ている。大人や教師の弱さや愚かさも見えてしまうが、それを人間ってそんなもんだよなと割り切れる心を持っていない。子供だから。だから周りに反発する。大人だからって偉いわけじゃないと知っている子供に、俺は大人だから偉い、だから俺の言うことを聞けと言っても通じない。
そこを分からず、ただ子供扱いするだけの大人が、カミーユは嫌い。
ちゃんと自分を見て、その上で子供として扱ってほしい、ちゃんと向き合ってほしいという子供の言い分。難しいお年頃。
殴ってもいいと言うジェリドに許してやると言うカミーユ。完全に格下扱い。この時点で既にジェリドを相手にしてないからジェリドはカミーユのライバルになりえなかった。
カミーユ「そうだな……。軍人の宿命だものな。軍人は事態の善悪など分からずに、上官の命令に従うんだものな。許してやるよ。僕はあなたが操るハイザックを抑えてみせた。それでもこうなってしまったのは、軍という組織のせいだ。そういう組織を憎むことを、僕は今日覚えたんだ」
悪いのは軍で、ガンダム盗んだ自分じゃないという自己欺瞞の言葉でもある。
ジェリドさん汚名挽回って言った。
第5話 父と子と…
もう見るの辛い。
フランクリン大尉が、分かりやすく小物として描かれているのでカミーユが親を尊敬できなかったことにも共感できるのが救いなのかなんなのか。
カミーユ「僕はまだ子供なんだ!」
だから慰めて、優しくしてくれって合図。
自分はまだ子供なんだから、目の前で両親を二度も殺された自分に優しくして、抱きしめてって叫んでる。
でも誰もカミーユの望むようにはしてくれなかったから結局部屋で一人で泣いた。本当は誰かに縋って泣きたかった。それが出来ない子供の、人に甘えたり弱みを見せることが苦手な子供の、精いっぱいの自己主張。誰か助けてって叫んでる。
クワトロ「シャア・アズナブルという人のことを知っているかな?」
大尉は自分にも君の気持ちは分かると言いたかったけど、(なんのバックボーンもない)クワトロのままでは言えないからシャアのこととか持ち出したら馬鹿な人呼ばわりされて、その後どう話を繋げたらいいか分かんなくなってる間にカミーユに逃げられた不器用さん。
クワトロの仮面をつけたままカミーユに接しようとするから素直に伝えられないこと多い多い。
しかしカミーユはシャアの言うことなら聞きそうだと確信したので心に余裕が生まれて結果舐めプ。
伝わらないこと多い多い。
ジェリドさん「名誉挽回」って2回言った。
なのにいつまでたっても汚名挽回って言われる悲しみ。
第6話 地球圏へ
アムロさん登場。プール付きの2階建ての家。執事っぽい監視役。
窓がでかくて多いのはその方が監視がしやすいから。
カミーユがMk-Ⅱとディアスに新しい装甲を付け足してみたΖガンダムって名前もつけたモビルスーツの設計図登場。寂しさを紛らわせるための手段に自身にとって有益なものを選ぶせいで寂しがってることがあまり周囲に理解されないカミーユ。(カミーユ頑張ってんなぁくらいにしか見られない)ホモアビス大会2年連続優勝、今年のジュニアモビルスーツ大会優勝等の経歴だけ見ると優秀だから内部に問題を抱えていると気付いてもらえない。
アーガマに居場所がないので(男の軍人よりは接しやすい)レコアやエマのところに行くもレコアはクワトロといちゃいちゃしてるし、エマさんは牽制してくるしでやっぱり居場所がない。
30バンチ事件。
秘密を共有することで仲間の結束を深める手段として利用。ティターンズはコロニーで毒ガスを使った。そのことは世間には公表されず、我々だけが知っている。だから我々が彼らの非道を正さねばならない。正義は我らの側にあるというある種の洗脳。
途中でカミーユが覗いていることに気付いてカミーユも取り込もうとしている。
地球出身者ばかりのティターンズはエリート意識(選民思想)で、連邦・旧ジオンまぜこぜのエゥーゴは秘密(危機意識)の共有で団結しようという構図。
富野作品特有の噛み合ってるんだかないんだか分からない会話で親睦を深めるジェリドとライラ。
クワトロはカミーユを自分の思い通りに誘導することにためらいがあるので「自分ではどう感じているのだ?」と本人の意思を確かめる。
カミーユが女だったら抱いて自分の手駒にも出来ただろうに男なのでそれが出来ない。中途半端な態度しか取れない。大尉はカミーユに、ニュータイプの希望というものを見せてほしかったので、カミーユを自分の都合のいいように歪めることに抵抗があり、どう接するのが正解なのか分からない。結果カミーユが必要としているものすら与えられない。OPでカミーユがいつも大尉の背中(横顔)を見ているのは大尉がカミーユと向き合うことを避けている(恐れている)から。カミーユは大尉の方を見ているけど自分に振り向いてくれない相手を真正面から見つめる度胸がないので背を向けている。
相手が振り向いてくれたらすぐ向かい合えるように構えている。
クワトロ「まるで、アムロ・レイだな」
大尉そんなにアムロに詳しかったっけ? と疑問に思いつつ。
レコアさん、地球へ。
第7話 サイド1の脱出
この辺から内容濃すぎて一回見ただけでは消化しきれなくてすごく疲れる。
母親のミイラの胸に赤ん坊のミイラを抱かせてあげるカミーユ。こういう感受性の強さがカミーユを追い詰めてる。
まるで歯磨き粉のCMのようにりんごを丸かじりするヘンケン艦長。ちゃんと手袋を外してりんごを剥くエマさん。
正式なパイロットになれと言われるカミーユ。
カミーユ「勝手に出撃したんで、独房入りかと思ってました」
ヘンケン「嘘を言え」
ばれたか。みたいな顔をして豪快に笑い飛ばされ照れ笑い。やっとアーガマに馴染めてきたカミーユ。
その後すぐクワトロ大尉に相談するカミーユ。
富野作品特有の噛み合ってるんだかないんだか分からない会話で親睦を深めるクワトロとカミーユ。
前にシャアの名前を出して失敗したから……というわけでもないが、連邦の体制を批判するのにアムロの名前を出す大尉。
大尉は一般論(正論)をまず話す。カミーユが大尉個人の意見を聞いて、やっと本心を明かす。みたいな構図が多い。
クワトロ「他に食べる方法を知らんからさ。だから未だに嫁さんももらえん」
謎の独身アピール。
ライラさんいい女。
カミーユの中で間違いなくジェリドより大きい存在。
カミーユは助けてが言えない子供なので、ライラに捕まっても抵抗も命乞いもしない。クワトロとエマと合流できても助けをこわない。状況を冷静に見て、脱出の機会を窺っているだけ。カミーユにとってライラはちゃんと話の出来る相手だったので、1話のように暴れたりはしなかった。
あの時はまだ命の危険を身近に感じていなかったのもあるが、ちゃんと相手を見ている。
カミーユ「僕の勘が当たった。できる人だ」
最後のアーガマクルーに迎え入れられるところのカミーユかわいい。
君付けと呼び捨てが混ざりはじめる大尉。
第8話 月の裏側
カミーユ「あ、クワトロ大尉」
クワトロ「悪いな。しかし、飲み込んだ言葉を言ってもいいんだぞ」
カミーユ「言える訳ないじゃありませんか」
クワトロ「汗を流せばいい」
カミーユ「気楽に言わないでください」
なんかよくわかんない会話。カミーユをどう扱えばいいか分からない大尉。
この頃はまだカミーユと話そうとしていたエマさん。
カミーユ「中尉は、何で自分の言葉で話さないんですか?」
エマ「え? ごめんなさい」
この辺好き。
アムロさんのナンパ。扉のとこに監視役の執事。
盗み聞き大尉。
カミーユ「じゃあ、シャアには会ってるんだ」
心臓ばくばく。
戦闘後、カミーユの帰還を横を向いて待つ大尉。その一歩手前で立ち止まるカミーユ。
向かい合わない二人。微妙な距離感。
大尉とギムナンの密会。アクシズとグリーンノア動く。
大尉と出資者の密会。ハンバーガーショップ、マクダニエル店員の変装をしたヘンケン。
クワトロはジャブローよりまずグリプスを叩くべきだと主張したが、取り合ってもらえない。どちらの言うことも一理あるが、後々のことを考えるとクワトロの言が正しかったのかなぁと思わせるような演出。
クワトロ「出資者は無理難題をおっしゃる」
偶然落ちてきたハロにかばわれるカミーユ。そのままお持ち帰り。
第9話 新しい絆
ジャングルで白スーツのカイさん。ムチ使い。
カイ「フリーのジャーナリストってさぁ、いつバチカンに取材に行くかわからないだろう?」
自分の恰好がおかしい自覚はある。笑わせて油断させ、相手の警戒を解くカイ流交渉術。
部屋にTシャツやらブリーフやら干してるカミーユ。完全にアーガマに馴染んだよ。
自分は軍属ではないのでブリーフィングには出ない(出たくない)という甘え。エマさん鉄拳制裁。
カミーユはアーガマクルーに親しみを覚え始めていて、周りからもニュータイプの可能性のある少年ではなく共に戦う仲間として認められ始めた、互いに仲間意識が芽生えているということの表れ。
カミーユにとっての仲間=家族。
クルー達にとっての仲間=命を預ける相手。
だからカミーユは甘えたがり、周囲は甘やかすのをやめる。
ウォンさんに怒られあれやこれやと口答え。とにかく負けるのは嫌なので思いつきで色々言う。
ウォン「つべこべつべこべと! なんでごめんなさいと言えんのだ!」
人見知り激しいので……。会ったばかりでいきなり殴ってきたウォンさんにはとても言えない。
カミーユ「理不尽じゃないですか」
クワトロ「ん?」
エマ「何が?」
カミーユ「僕が一方的に暴行を受けていたのに、黙って行ってしまったあなた方のことですよ!」
甘えてる。
その甘えが身を滅ぼすと分かっているからきびしく接する二人。カミーユはまだパイロットになると決めたわけではないが、周りは既にパイロットとして見ている齟齬の表れでもある。子供として振る舞うカミーユと、軍人として扱う周囲のずれ。
エマ「自分の都合で大人と子供を使い分けないで!」
うん、まぁ……。
ハロ「ゲンキカ、カミーユ! ゲンキカ!」
クワトロ大尉がカミーユの名前を仕込みました。
特に盛り上がり所もなく、気が付いたら配備されてた百式。
クワトロ「百式のテストとグラナダの支援だ。目立つ色になったから気を付けろ」
アポリー「味方に撃たれないためには仕方ないですよ」
ロベルト「大尉の色は、人気がありますからね」
本人はもっと目立つ色になりました。
アストナージ「出られるのか?」
カミーユ「大丈夫だ。風邪気味だけど薬で抑えた」
エマ「軍医からもOKはもらったわ」
ここ、ただの方便なのか本当なのかいまいち分からない。
アストナージ相手にそんな方便使う必要もないし、エマさんものっかってるし。
本当なら今日は体調悪いから休んでいいよねっていうカミーユの甘えがあったはずだけど洗濯物干してハロいじってる姿からはとても風邪気味には見えないしやっぱり一人だけ遅れたことを取り繕っただけか。
カミーユ「大丈夫だ。風邪気味だけど薬で抑えた」(ウォンさんに殴られて気絶してたなんて恥ずかしくて言えない)
エマ「軍医からもOKはもらったわ」(ウォンさんに殴られた怪我なら大丈夫よ!)
ということかな。
カミーユ「クワトロ大尉って、こうなるって分かってたのかな? 嫌いだな、ずっと試されてるみたいだ」
もっと優しく接してほしいの意。
カミーユに白兵戦を教えてやろうと張り切る大尉。エマさんの危機を感じてそれどころじゃないカミーユ。
なにげに敵の銃撃からカミーユやクワトロを守っているハロ。優秀。
カミーユ「エマさんをいじめたな!」
この言い方好き。
この辺から大尉も君付けしなくなってる。他の人はとっくの昔に呼び捨てにしているので、実は大尉が一番カミーユを受け入れるのが遅かったともとれる。
カミーユを部下として受け入れることに決めたご様子。
第10話 再会
パイロットとして振る舞うことにも慣れてきたカミーユ。
ハロをいじっているときは子供に戻れる。
ハロ「アムロ、ゲンキカ?」
カミーユ「ロボットだって、昔のことを知ってるっていうのに、俺はちょっと前の事も忘れる」
グリーンノアのことを思い出しながら。
画面外で白のタンクトップと黒のズボン(多分元々着てた服)から黒のノースリーブといつもの水色のズボンに着替えるカミーユ。今、下も履き替えたよね? エマさんガン見してたよね? もうすっかりパイロット仲間なので恥じらいとかない。
もう完全にアーガマを自分の居場所だと思っているカミーユ。今までは誰か呼びにくるかもとか、いつ敵が追ってくるかとか考えて部屋の中でも緊張してたけど、周囲とも打ち解けて、港に落ち着いていることもあり、すっかりとリラックスしている。部屋の中では素の自分でいられるように(他のクルーに素の自分を見せられるように)なってる。
エマ「いい加減に軍に慣れたら? これじゃ、いつまでもウォンさんの修正を受けるわ」
カミーユ「修正?」
エマ「殴って気合を入れることよ。アーガマは正規軍でないから甘いけどね」
カミーユ「気を付けます」
ここで修正初登場。
Ζガンダムの試作用のフライングアーマー登場。地球戦闘用のホバー機能付き。
敵の襲撃にプチモビで応戦するウォンさん。自分にできる最大限のことをする人とカミーユに認められたので今後はカミーユもウォンさんの言うこと素直に聞く。はず。
戦闘終了後にヘンケン艦長がカミーユに礼を言ったり、ロベルトさん達もカミーユに優しかったりと良い雰囲気。
甘ったれたことしてたら叱るけど、活躍したらちゃんと褒める。
みんながみんな名前で呼び合うこの世界で腹心の部下以外には名前で呼ばれないシロッコさん登場。パプテマスって呼びにくいから。サラがなぜかパプティマス様と呼ぶせいで、そっちで覚えてる人多い。パプテマスって呼びにくいから。
クワトロ大佐と呼ぶブライトに、私は大尉だと返すクワトロ。
ブライト中佐と再会。こんだけカミーユが好き好きオーラ出してるのにこの後ほとんど絡みがないってどういうことだ。
ファとも再会。周りの目が気になるお年頃。でも抱きしめる。
冒頭で言った、忘れていたこととの再会。